暖かい闇

酒と食事と過去

2021年9月1日近況報告

 9月に入りました。

 心身が限界だと告げている。そのせいで先週は体調を崩したし、この数日はミスが多い。月末の処理はやはり思った以上に時間がかかってしまい、ふらふらになりながらこなしたらやはりミスを連発してしまった。現在、2つの事業の仕事を並行してこなしており、なんだかんだ週の稼働が4,5日とかになってふつうの出勤と変わらなくない?となってしまうことがおおい。かなりセーブしてこれで、それに加えて翻訳の作業があって、こっちも時間がいくらあっても足りないものだから、仕事がある日もない日も休みなく稼働し続けて、毎日少なくとも12時間はなにかしら集中力を要する作業に従事しているように思う。そして翻訳はまだまだ先が長い。困った。たいへんに困っている。仕事については、今週から私のやっている仕事の領域をいくぶん引き継いでくれる人がジョインする予定なので、定型業務はその人に任せて、整いきっていない部分をまとめてやる時間がほしい。人事制度の構築とか、無料のwebサービスで補えない労務管理の手順作成とか、税理士社労士とのまだ決まっていない諸々の取り決めとか、とにかく、たくさん残っている。これらの作業は調べものも含めてまとまった時間が必要なため、翻訳の作業を終わらせないと着手するのが難しい。

 かなり限界になっているが、気持ちは前向きだ。もうひとふんばりするぞという気持ちである。

 落ち着いたら、英語の勉強をまた一からしたい。翻訳で自分の無力感を嫌というほど味わっているので…。音声学からやりてぇな…と思っている。

 一方、ちょっとややこしい英文をひたすら訳しているのが関係しているかわからないが、空いた時間で読む本の、読むスピードがあきらかに上がっているし、記憶への定着も良い。関連性はあるのだろうか。どうなんでしょう。

 しかし、たとえ翻訳が終わっても、9月末にはトマス・アクィナスの読書会が控えており(さすがにラテン語出来ないので邦訳を使う。英訳くらい入手しようかしら)、間髪入れずにまた難解なテクストと向き合わなければならない。ただし、難解と言ってもトマス・アクィナスは良き教師だ。わからなかったらアリストテレスに戻って根気よく向き合えばいろいろなことを教えてくれる。

 そして10月からは創価学会の研究書(英語)の読書会を予定している。

 それとは別に、日本の資本主義の萌芽を江戸時代にさかのぼって日本人のエートスに求める言説の歴史を追うのもやりたい。その作業にともなって読みたいと思っていた論文もいくつか読みたい*1。学ぶことが、知りたいことがまだまだ多いですなぁ…。論理学と数学もやりたいのよ…。

 翻訳作業を毎日やっていることもあって、仕事以外で毎日コツコツ何かをやるということが習慣になっている。翻訳が終わってもなにかしらほかに勉強する時間と習慣を失いたくない。

 最近観たアニメについて近日中に感想を書いておきたいがそれはまた別の記事でやります。

 

*1:WAS WEBER WRONG? A HUMAN CAPITAL THEORY OF PROTESTANT ECONOMIC HISTORY とか